トラッキング(LINE Tag)
レッスン 14/17 5分
トラッキング (LINE Tag)とは
トラッキングとは、ユーザーの購買行動などを追跡してデータを収集することです。
LINE公式アカウントでは「LINE Tag」という計測タグをWebサイトに埋め込むことで、ユーザーがサイト上で取った行動(「購入」や「会員登録」)などを計測し、配信したメッセージの成果(コンバージョン)を確認することができます。
※LINE Tagの発行はPC管理画面からのみ可能です
■3つのLINE Tagと役割
LINE Tagは、「ベースコード」「コンバージョンコード」「カスタムイベントコード」の3種類コードが存在し、目的に応じて適切なページに設置することで、コンバージョンの計測、リターゲティングに必要なオーディエンス作成が可能になります。
①ベースコード
ユーザー行動を計測したいすべてのページに設置が必要なコードです。このコードが設置されていないと、「LINE Tag」が機能しません。
②コンバージョンコード
コンバージョンを計測するページに設置するコードです。基本的には、商品購入や資料請求などが完了したあとのサンクスページにベースコードとセットで設置します。
③カスタムイベントコード
特定のページにアクセスしたユーザーについて、イベントベースでの効果測定やオーディエンスの作成ができます。これもベースコードとセットで設置します。
LINE Tagの活用方法
■配信効果の計測
あらかじめ商品の購入ページや資料の請求ページなど、計測したい任意のページにタグを設置します。タグの設置によって、分析画面でページアクセス数のほか、商品の購入数や資料ダウンロード数などが計測できます。CTR(クリック率)やCPA(顧客獲得単価)を確認しながら、クリエイティブの変更や配信内容の調整を行い、配信効果の改善を図ることが可能になります。
■計測したデータの活用
LINE Tagで計測したデータはメッセージ配信で活用することができます。全ての友だちに同じ内容を配信する通常のメッセージ配信よりも、LINE Tagで計測したユーザーの状況に応じて配信内容をアレンジすることでコンバージョン率の向上が期待できます。
例えば、ウェブサイトを訪問したが購入には至ってない"興味アリ"ユーザーに対しては商品情報を配信、また"購入済"ユーザーに対してはアフターサポートや次の購入に繋がる案内を配信するなど、LINE Tagで計測したデータを活用することで運用の幅を広げることができます。