業界別で気をつけるべき広告の作成ポイント
レッスン 4/5 5分
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広告を配信するときに、業界ごとに気をつけるべきことはありますか?
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特に注意が必要な健康食品、医療や美容、金融業界などで気をつけるべきポイントを紹介します。
このレッスンでは特に注意すべき商材を扱う業界の広告審査のルールとポイントを解説します。審査否認につながりやすい表現が多くありますので、例を見ながら理解していきましょう。
業界ごとのルールを守りながら広告を作りましょう
健康食品や化粧品、医薬品、医薬部外品、医療機器などの広告配信を行う場合、特に気をつけなければいけません。これら業界ならではのルールもきちんと理解しておきましょう。
化粧品や医薬品などの広告は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、薬機法)」の規制を守らないといけません。リンク先や配信のクリエイティブは、薬機法で認められた範囲内で表現して広告を作りましょう。
広告表現の規制についての詳細は、下記のウェブサイトで確認してください。
医薬品等の広告規制について(東京都福祉保険局)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/iyaku/sonota/koukoku/
健康食品の取り扱いについて(東京都福祉保険局)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/kenko_shokuhin/ken_syoku/
あわせて、金融業界も注意が必要です。投機心や射幸心を過度に煽るような広告は配信できません。
化粧品業界・健康食品業界で気をつけるべきポイント
以下、審査否認となる広告クリエイティブ例を紹介します。
・薬機法にて承認されていない効能効果を暗示・明示する表現やビジュアル
・承認外の効能効果、安全性の保証表現となる使用前後の写真
・医療関係者や研究者、一般人の認識に影響を与える団体などの推薦文言
・医薬品でないものに対し「診断」「予防」「治療」「回復」「緩和」「処置」など、医学用語を用いた表現。また、疾病の治療効果、予防効果を暗示する表現
バイブル商法と考えられる表現
※バイブル商法とは、健康食品や代替療法において、効能、理論、体験談などを書いた本を 実質的な広告として利用し、法の規制をすり抜けようとする商法のことです。
金融業界で気をつけるべきポイント
以下、審査否認となる広告クリエイティブ例を紹介します。
・「確実に稼げる」など、ユーザーの投機心を煽る表現
・貸付審査を全く行わずに貸付けが実行できるかのような表現
・債務整理を行った者や破産免責を受けた者にも容易に貸付けを行う旨の表現
健康食品、医療や美容、金融業界などで広告配信を考えている人は、今回紹介した内容に留意して広告を作成しましょう。
また、以下のページにそれぞれの業界の広告やLPを作成する際の注意点がまとまっていますので、こちらも参考にしてください。
化粧品業界
https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/review/cosme/
健康食品業界
https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/review/health-food/
金融業界
まとめ
- 健康食品、医療や美容、金融業界などの商材について広告を配信する場合は、表現など特に注意が必要です。
- 各種関連法規を遵守していない表現は配信できません。
- 金融関連における商材の場合、投機心や射幸心を過度に煽る広告は配信できません。
- LINEヤフー社が用意した審査関連ページの情報を参考に、広告やLPを作成しましょう。