広告の表現でNGとなるポイント

レッスン 3/5 5分

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広告に使ってはいけない画像や言葉はありますか?

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LINEは老若男女、幅広いユーザーが利用しているので、配信する広告には一定のルールがあります。

このレッスンでは広告とクリエイティブ審査における基本ルールを解説していきます。多くの人の目に留まる広告は、適切な情報であること、不快な内容がないことなど表現上のルールがあるので、正しく理解していきましょう。

広告を作るときのNG表現に注意しましょう

広告を作るときは、さまざまなガイドラインを守りながら作る必要があります。今回はその中でも特に注意が必要なものをピックアップして紹介します。どのような表現が制限されたり禁止されたりしているのか、見ていきましょう。

ユーザビリティが低いと判断される表現・広告の禁止

ユーザーの誤操作を誘発する可能性がある、画像が正常に表示できないなど、ユーザビリティー(ユーザーにとっての使いやすさや有用さ)が低いと判断された広告は掲載できません。

NGとなるクリエイティブ例1

ユーザーが不快と感じる可能性がある表現の禁止

コンプレックス部分を露骨に表現したものや、過度な肌の露出、性に関する表現が露骨なものも禁止されています。

また、暴力、反社会勢力を連想させる表現やグロテスクな表現などもユーザーが不快と感じる可能性があるため、掲載できません。下着や水着などでも、訴求内容と関係がない場合はNGです。

NGとなるクリエイティブ例2

不当表示に該当する可能性がある表現

紹介する商品サービスの内容や品質などが実際のものより良いと誤認させる「優良誤認表示」、商品サービスの価格などの取引条件が実際よりも有利であると誤認させる「有利誤認表示」が含まれる表現は掲載できません。

また「世界初」「業界ナンバー1」などの最大級表現は、データの出典元や調査機関名などの明記が必要です。

投機心や射幸心を煽る可能性のある表現

お金などをイメージさせる表現、金銭の授受を直接的かつ過度にイメージさせる表現は禁止されています。

また、「確実に大金が手に入る」「絶対に稼げる」などの投機心、射幸心(しゃこうしん)を煽(あお)る内容は掲載できません。

NGとなるクリエイティブ例3

第三者が権利を有するものを利用した表現

著名人の名前、画像、テレビ番組名や番組画像などを無断で使用することはできません。

LINEからの緊急速報などと誤認を与える表現

タイトル及び、ディスクリプション内に「緊急」「注意」「速報」のワードを含みかつ強調されている表現は、LINEから発信する緊急速報などと誤認を与える可能性が高いため掲載できません。

NGとなるクリエイティブ例4

テキストに限らず、クリエイティブ(画像・動画)も対象となりますのでご注意ください

NGとなるクリエイティブ例5

LINE広告ならではの注意点にも気をつけましょう

次に、LINE広告ならではの気をつけたい表現を解説します。LINE独自のルールを守れていないものや、LINEの関連サービスと誤認されるような表現はNGです。

「友だち」の表記間違い

LINE公式アカウントでは、企業やお店のアカウントとユーザーとのつながりを「友だち」と表現しています。LINE広告ではLINE公式アカウントの友だちを集めるための配信機能「友だち追加」がありますが、配信するクリエイティブや遷移先となるウェブページに「友だち」という表記を記載する場合は注意しましょう。

例)

OK:「友だち」

NG:「友達」「ともだち」「お友だち」など

NGとなるクリエイティブ例4

LINEヤフー社が提供するコンテンツと誤認または混合する可能性がある表現

LINEヤフー社が提供・保有しているロゴやキャラクター、サービスなどを用いることで、ユーザーにLINEヤフー社(が認定する)コンテンツと誤認または混同される可能性がある表現は禁止されています。特にキャラクターはLINEヤフー社ならびに関連会社が権利を保有しているため、使用できません。

また、LINEのサービスロゴやアイコンなどの使用については、ガイドラインを遵守する必要があります。詳細は下記のガイドラインを確認してください。

LINE APP ICON GUIDELINE( https://line.me/ja/logo

以上が広告とクリエイティブの審査について、気をつけるべきポイントです。審査の結果、否認となってしまった場合は、下記の「クリエイティブガイドライン」に準拠しているかを確認して、内容の見直しを行ってください。

クリエイティブガイドライン( https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/guideline/

まとめ

  • ユーザビリティーが低い広告、ユーザーが不快と感じる可能性がある広告は否認される可能性があります。
  • 不当表示に該当する可能性がある表現、投機心や射幸心を煽る可能性のある表現、第三者が権利を有するものを無断で利用した表現は禁止されています。
  • LINE独自のルールを守れていないものや、LINEの関連サービスと誤認されるような表現はNGです。

理解度チェック

広告を作るときの基本ルールとして、誤っているものは次のうちどれでしょう?(1つだけ選択)

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