効果を上げるポイント2(ターゲティング)
レッスン 3/5 5分
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より効率良くターゲティングするためには、どうしたらいいですか?
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LINE広告の配信機能を活用しつつ、「広告グループ」の設定を工夫しましょう。
このレッスンでは、配信効果をよりアップさせる観点で、LINE広告の主要な配信機能や、広告グループの設定方法についておさらいします。
LINE広告のさまざまな配信機能を試す
LINE広告を運用して間もないころは、より配信効果が高くなるようにさまざまなターゲティングを試してみましょう。LINE広告の基礎知識②(ターゲティング編)で説明した、「オーディエンスセグメント配信」「オーディエンス配信」「類似配信」の配信機能をおさらいしましょう。
1.オーディエンスセグメント配信
ユーザーの年齢・性別、地域、興味関心などの種類でターゲティングを指定して、その条件に合致するユーザーに広告が配信される機能です。
2.オーディエンス配信
オーディエンス配信は、たとえば過去にWebサイトに訪問したことのあるユーザーや、商品やサービスを購入したことのあるユーザーなどに、再び広告を配信する機能です。あらかじめウェブサイトにLINE Tagを設置し、取得したユーザーデータを「オーディエンス」として設定する必要があります。
3.類似配信
コンバージョンオーディエンスやアップロードした顧客情報に似たユーザーをLINE内で新たに探し、広告を配信する機能です。設定できるオーディエンスサイズの大小に合わせて、似ている度合いは反比例します(オーディエンスサイズが大きいほど、似ているユーザーが含まれる割合は低くなる)。
なお、類似配信で使うソースオーディエンス(もととなるオーディエンス)は、質と量を意識して作成することでその後の配信効果がアップする可能性があります。例えばECサイトの場合、利用頻度や購入金額の高い優良ユーザーのデータを抜き出すと効果的です。ただし、ソースオーディエンスの数は500以上を目安にして準備してください。
配信機能の利用にあたり効果的な広告グループの設定
LINE広告の主要な配信機能は、ただやみくもに試せばいいというわけではありません。ここでは各配信機能の利用にあたり押さえるべきポイントを紹介します。
1.広告グループの作成について
オーディエンス配信を利用する際は広告グループ内の「オーディエンス」の項目で作成済みのオーディエンスを設定します。一方、ターゲット設定で年齢・性別のみを絞って配信する場合は、オーディエンスは設定しません。特に運用初期において、ターゲティングが大きく変わる場合は広告グループを分けて作成し、どういった配信設定が効果的かそれぞれの配信効果を見比べましょう。
2.ターゲティングの重複設定について
オーディエンス配信を利用する際は、オーディエンスの設定が必要です。特定のオーディエンスを指定する際は、さらにそこから年齢・性別などの種類でターゲティングを絞るのは、配信量の観点で避けてください。広告グループ内で表示される「推定オーディエンスモジュール」で示されるオーディエンスサイズが1,000以上になるようにするのがポイントです。
以上のポイントを踏まえて、ターゲティングでより配信効果のアップを目指してください。
まとめ
- LINE広告では大きく分けて3つの配信機能があります。
- オーディエンスを設定する場合は、そこからさらにターゲティングを絞り込むと配信量が低下するので注意しましょう。
- 配信方法が大きく異なる場合、運用初期は広告グループを分けて作成しましょう。