おすすめの最初の改善アクション
レッスン 5/5 5分
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配信してもユーザーの反応がない場合はどうすればいいですか?
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すぐに実践できる改善アクションを3つ紹介しますね!
このレッスンでは、運用初期でも実践可能な「クリエイティブ」「ターゲティング」「入札」にまつわる改善アクションを3つ解説します。
最初におすすめする3つの改善アクション
広告の配信後にユーザーの反応がない場合、何から改善すればいいか迷ってしまうかもしれません。そんなときに役立つ3つの改善アクションを紹介します。
1.クリエイティブの制作と検証をしましょう
まずは「クリエイティブ」です。「クリエイティブ」「タイトル」「ディスクリプション」の3つの要素を見直し、フォーマット別にクリエイティブを作り分けた上で配信してみましょう。特にタイトルはテキスト要素のみで手間がかからないため、複数案用意するようにしましょう。
また、静止画と動画それぞれのクリエイティブで利用できるフォーマットを全てカバーするのは難しいかもしれません。静止画であれば優先度の高い「カード」と「スモールイメージ」をそれぞれ複数用意しましょう。その上で、先述した複数案用意したタイトルと組み合わせて、配信効果を比較してみましょう。
なお、広告の配信効果を比較する際は、タイトルは異なるものにするならクリエイティブは同じにするなど、比較対象を明確にしましょう。クリエイティブ、タイトル、ディスクリプションの全ての要素を変更してしまうと、何が配信効果の改善に寄与したのか検証しにくくなるためです。
実際に配信してみて、より効果が高かった広告をベースにさらにバリエーションを加えていけば、“勝ちパターン”を見つけやすくなるでしょう。
2.リターゲティングを活用しましょう
リターゲティングは、サイト訪問など特定の行動を取ったユーザーに、再度広告でアプローチする配信手法です。LINE広告では「オーディエンス配信」を使うことで、たとえば商品やサービスを初回購入したユーザーをLINE内から探し出し、再度広告を配信するといったリターゲティングを行うことができます。
オーディエンス配信は、自社の商品やサービスに興味を持っている可能性が高いユーザーに広告を配信するため、クリックやコンバージョンといった成果が出やすいのが特徴です。配信にあたっては、あらかじめウェブサイトにLINE Tagを設置し、取得したユーザーデータを広告グループの作成時、「オーディエンス」として設定する必要があります。
3.入札価格や予算を高めに設定しましょう
たとえば、コンバージョン目的で自動入札を用いたが、思うような配信効果が得られない場合は、オークションに勝てていないケースも考えられます。その際は、上限CPAや目標CPAを引き上げる、または目標CPAの2倍を目安に1日の予算を設定するなど、入札価格や予算を引き上げてください。
また、自動入札では顧客の獲得機会を失う可能性もあるので、下記のような高めの価格を目安にして手動入札を行い、確実なコンバージョン獲得につなげる方法も有効です。
入札価格の例
- CPC手動入札:100円以上
- CPM手動入札:500円以上
ユーザーの反応が思うように得られないときは、何らかの改善アクションが必要です。今回紹介した内容を参考にして、運用改善を行ってみてください。
まとめ
- 広告はタイトルやフォーマット別に複数用意し、配信効果が高かったものをもとにバリエーションを増やしましょう。
- 「オーディエンス配信」でより成果の出やすいユーザーに広告を配信しましょう。
- 入札価格や1日に予算を引き上げるほか、入札方法を切り替えなども検討してみましょう。