リッチビデオメッセージの活用で1カ月の売上数が3倍にアップ

株式会社大川

沖縄本島で家具や生活雑貨を中心としたインテリアショップ「maxplus」を運営する株式会社大川は、ECサイトを2020年5月にオープンし、その販促ツールとしてLINE公式アカウントを活用しています。

同社ではLINE公式アカウント以外にも各種SNSを利用してECサイトへの誘導配信を行っていますが、一時、LINE公式アカウントを経由した流入が全体アクセスの8割にもなったことがあります。また、リッチビデオメッセージでオリジナルマットレスのPR動画を配信したところ、配信前と比べて1カ月あたりの商品売上数が3倍になりました。

クーポンやリッチメッセージの配信で、ECサイト送客率がメールマガジンの約3倍に

株式会社 AKAISHI

女性向けコンフォートシューズの企画・販売を手掛ける株式会社AKAISHIは、メールマガジンに代わるツールとして2018年にLINE公式アカウントを開設。ECサイトへの流入数をアップさせることを目的に、クーポンをきっかけに友だち追加を案内しました。

開設して約2カ月後には友だち数が3,000人を突破。10年かけて配信リストを増やしてきたメルマガとLINE公式アカウントのコンバージョン率はほぼ同等の水準で、ECサイトへの送客率は、メルマガと比較してLINE公式アカウントが2.8倍という結果が出ています。

当初はプロモーション目的で始めたLINE公式アカウントでしたが、商品開発を行うユーザーテストにも活用し、2日で約500件のサンプル収集に成功するなど、商品開発のための重要な情報源としても活用しているそうです。

LINEログインとクーポン施策でID連携率78.2%を実現

株式会社ナースステージ

看護師、介護福祉士、医師、医療事務などの医療従事者が現場で利用するユニフォームやグッズを取り扱うECサイト「ナースリー」を運営する株式会社ナースステージでは、自社のLINE公式アカウントをナースリーの会員情報と連携するためにLINEログインを導入しました。

会員情報とユーザーのLINEアカウントを連携させることで、LINE公式アカウントからユーザーの状態に合わせた最適な情報配信が可能になります。

さらに、ソーシャルログインの一種であるLINEログインでは、ID連携に加えて自動で友だち追加を促す機能があることから、友だち数の増加にも活用できます。以前まではECサイト上でインセンティブとしてクーポンを付与することで友だち数を増やしていましたが、LINEログインによって友だち数は1年間で6万人から18万人に増加。ID連携率も78.2%となりました。また、メッセージで配信しているクーポンの利用率は34.5%（2020年4〜7月実績）で、ECサイトへの流入、売り上げ向上にも貢献しています。

ECサイトなどのオンラインサービスの場合、友だちをサイトへ誘導し、いかに商品購入につなげるかが運用のポイントとなります。紹介した事例を参考にしながら、活用してみましょう。

ECサイトなどのオンラインサービスの活用事例は、下記のページでも紹介しています。 https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/case-study/ec/