広告グループ設定のコツ(コンバージョンを増やしたい)

レッスン 3/7 5分

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コンバージョンを増やすためのおすすめの設定はありますか?

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コンバージョンを増やす配信設定のコツを解説します。

このレッスンでは、キャンペーンの目的を「ウェブサイトコンバージョン」に設定した場合の広告グループ作成手順と、効果的な配信設定について解説します。

コンバージョンを増やすための広告グループを作成しましょう

「キャンペーン」を作成したら、次は「広告グループ」を作っていきましょう。

配信設定の流れ

このレッスンでは、キャンペーンの目的に「ウェブサイトコンバージョン」を選択した場合の設定のコツを紹介します。

ウェブサイトコンバージョンを選択

以下の手順に沿って解説していきます。

  1. ターゲティング設定
  2. 広告の配信先
  3. 入札設定
  4. 予算設定

1. ターゲティング設定

最初から年齢・性別を狭くしすぎてしまうと、せっかくのユーザーを取りこぼしてしまうかもしれません。最初は広めにターゲティングを設定し、その後、目的に合わせて徐々にユーザーに絞りこむようにしましょう。

ターゲット設定

また、LINE Tagをウェブサイトに設置することで、サイトへの訪問履歴や商品の購入履歴があるユーザーのデータをまとめた「オーディエンス」を作成でき、ターゲティングに利用することができます。

運用初期は利用できるオーディエンスがないため、オーディエンス項目は特に設定する必要はありません。しばらくLINE広告を運用した後、リターゲティング(一度サイトを訪れた人に対して広告を配信する手法)を実施しようと考えている場合、たとえばサイト訪問7日後のオーディエンス、訪問14日後のオーディエンスなどを作成して、設定しましょう。

なお、複数のオーディエンスを利用する際は、配信効果を検証するために広告グループは分けて作成してください。

オーディエンスの設定

2. 広告の配信先

広告配信の項目では、まずは適切な配信面に広告が自動配信される「自動配置」を選択しましょう。これにより、LINEとLINE広告ネットワークで相性の良い配信先がわかります。配信効果が明らかになった後、どちらかを指定するのがおすすめです。

配信先の設定

3.入札設定

まず、入札単価の設定方法は自動入札(コンバージョン数の最大化を目的に自動で設定)を選択しましょう。入札戦略は「単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化」にすることで、予算を効率よく消化でき、CV(コンバージョン)の少ない運用初期でも一定の配信量を出すことができます。

最適化と入札の設定

自動入札の精度をよりアップさせるため、AI学習に必要な学習データ(30日間でCVなどのイベント40件が目安)を獲得できたら、入札戦略を「イベント単価の上限に設定」に変更すると、上限CPA(1人のユーザーを獲得するためにかかる「顧客獲得単価」のこと)内での効率的な獲得が見込めます。このように、段階別に入札戦略を変えて配信効果をアップさせましょう。

手動入札を選択する場合は、高めの入札価格に設定しましょう。上限CPAを設定する自動入札では獲得機会が失われるケースもあるので、下記を目安に高めの入札価格を設定して、確実なコンバージョン獲得につなげる方法も有効です。

入札価格の目安

・CPC手動入札:100円以上

・CPM手動入札:500円以上

4.予算設定

1日の予算は、目標CPAと1日に獲得したいコンバージョン数から算出します。はじめのうちはCPAを目標額の2倍以上にして、コンバージョンが得られるようになったら徐々に減らしていくのが効率的です。

1日の予算と目標CPAの決め方は、目標シートの記事(2-2-1.配信の目的と目標を決めよう)を参考にすると便利です。

1日の予算の設定

まとめ

  • 最初はターゲットを広めに設定しましょう。
  • リターゲティングを実施する場合は広告グループを分けて作成し、配信効果を比べましょう。
  • 入札戦略は、最初は「単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化」がおすすめです。
  • はじめのうちはCPAを目標額の2倍以上に設定して、1日の予算を設定しましょう。

理解度チェック

キャンペーンの目的を「ウェブサイトコンバージョン」にした場合の、効果的な「広告の配信先」の設定はどれでしょう?(1つだけ選択)

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