キャンペーン作成の見本
レッスン 2/4 10分
男性のアイコン
「キャンペーン作成」は、具体的にどんな内容を設定すればいいですか…?
男性のアイコン
各項目の詳細と、具体的にどんな内容を入力するのか…設定の見本を紹介します!
広告配信で最初に行う「キャンペーンの作成」について、見本となる具体例な入力内容と共に紹介します。
1.キャンペーンは「目的」「掲載期間」「予算」を設定する
広告配信で最初に行う設定が「キャンペーンの作成」です。キャンペーンは、広告配信によってどのような成果を達成したいかという「キャンペーンの目的」、「掲載期間」、「予算」などを設定します。
2.キャンペーンの目的を設定する
キャンペーンの目的は8種類の選択肢から選びます。
キャンペーンの目的
- ウェブサイトへのアクセス
- ウェブサイトコンバージョン
- アプリのインストール
- アプリのエンゲージメント
- 動画の再生
- リーチ
- 友だち追加
- 商品フィードから販売
広告を配信する上で重要な設定のため、自社の広告配信で実現したいことと合致するものを選択しましょう。
3.掲載期間を設定する
広告を掲載する期間を設定します。「今日から断続的に配信」か「開始・終了日時を設定」を選択します。
4.【予算設定の前に】自社にあった広告予算の金額を考える
いくらくらいの金額を広告予算に費やすべきかわからない場合、CPAをもとに広告予算を算出することをおすすめします。CPA(Cost Per Action)とは、1人の顧客を獲得するためにかかる「顧客獲得単価」のことです。CPAの計算式は、広告予算÷コンバージョン数(購入、申し込みなど)です。
コンバージョン1件を獲得するのに費やしてもいい金額を「目標CPA」とし、獲得したいコンバージョン数を掛け合わせた金額が、広告予算の目安になります。
5.予算を設定する
広告配信に費やす「予算」と「入札戦略」を設定します。予算には、そのキャンペーンの上限予算を設定する「キャンペーン上限予算」と、1日あたりの予算を設定する「1日の予算」の2種類あります。
なお、任意設定にて「キャンペーン予算の最適化」を適用しない場合、「入札戦略」と「1日の予算」は、キャンペーン作成の次のステップ「広告グループの作成」で設定します。
「キャンペーン予算の最適化」とは?
「キャンペーン予算の最適化」は、キャンペーン配下の広告グループで1日の予算が最適化される機能です。1つのキャンペーンの配下に複数の広告グループを作成する場合、広告グループの管理工数の削減、パフォーマンスに応じて自動で予算が最適化されるメリットがあります。
自社の広告配信に「キャンペーン予算の最適化」の適用が必要かは、キャンペーン配下の「広告グループの数」で考えましょう。
広告グループが複数ある場合には「キャンペーン予算の最適化」の適用をおすすめします。
広告グループは、1つのキャンペーンに対して複数作成することが可能です。ただし、広告グループを細分化しすぎると、機械学習が働かず広告配信のパフォーマンスが低下する可能性があります。
機械学習が働く目安は、広告グループごとに30日間で40コンバージョン(イベント)の蓄積です。コンバージョン数が40件に満たない広告グループは機械学習が働かないため、広告グループを細分化しすぎるのは避けましょう。
キャンペーン上限予算
キャンペーン上限予算では、キャンペーンで使用する予算の上限を任意で設定します。設定した金額を超えて課金されることがないため、広告配信の予算が明確に決まっていて、その金額を超えたくない場合は設定しましょう。
設定する際は、毎月区切る「月単位」、掲載期間の開始・終了日時を設定している場合は「全期間」を選択します。
1日の予算
1日の予算では、1日あたりにかける予算の目安を設定します。1カ月、もしくは設定した掲載期間で「1日あたりに費やす目安の金額」を設定しましょう。 1日の予算はあくまで目安のため、1日あたりの「上限予算」ではない点に注意しましょう。
入札戦略
入札戦略とは、広告を表示させる際に「どのように予算を使うか」を決める設定です。入札戦略は3種類から選択します。
- イベント単価の上限を設定
- イベント単価の目標を設定
- 単価の上限なしで1日の予算の消化の最大化
なお、イベント単価の上限は、目標とするCPA(イベント単価)より高めに設定することをおすすめします。金額が低い場合、広告が配信されづらくなる可能性があります。
6.迷ったら参考にしたいキャンペーン作成例
キャンペーンの作成例を紹介します。設定に迷ったら、例を参考にキャンペーンを作成してみましょう。
紹介するのは、ECサイトでの購入数を増やしたいコスメECのケースと、新規会員を増やしたいフィットネスジムのキャンペーン例です。