複数店舗のアカウントを一元的に管理する
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店舗ごとにLINE公式アカウントを開設したいのですが、複数のLINE公式アカウントをまとめて運用することはできますか?
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「グループ」で複数のLINE公式アカウントをまとめて設定・運用できます。
複数のLINE公式アカウントをまとめて設定・運用できる「グループ」機能について紹介します。
複数のLINE公式アカウントを「グループ」で一括管理する
店舗別、商品ブランド別にLINE公式アカウントを開設している場合、メッセージや共通クーポンの作成を個別に設定していくのは手間がかかります。そんな時、「グループ」機能を活用すれば、同じグループに属するアカウントを一括で設定することができます。
グループを作成するには、Web版管理画面のアカウントリストページにある「グループ」タブから「作成」をクリックします。アカウントリストの「追加」をクリックすると、グループとして一括管理したいLINE公式アカウントを追加することができます。グループに設定できるのは「管理者権限」を付与されているアカウントに限られ、1グループにつき最大5,000アカウントまで追加可能です。
複数のLINE公式アカウントをグループで管理するメリット
複数のLINE公式アカウントをグループで管理することで、それぞれのLINE公式アカウントで設定していたメッセージ配信やアカウント設定などを一括して行うことができます。配信や設定にかかる工数が削減できるだけでなく、万一配信に失敗したLINE公式アカウントがあっても、そのリストが表示されるため、配信結果などの管理や分析も効率化できます。
また、必要に応じて各LINE公式アカウントから個別にメッセージを配信することも可能です。例えば、LINE公式アカウントを複数店舗で開設している場合、全店舗共通のメッセージはグループ機能を活用して配信し、店舗ごとに配信内容を変えたい場合はそれぞれのLINE公式アカウントから配信するなど、柔軟な運用が行えます。
グループでは設定できない機能
グループ機能では一部、一括で設定できない機能があります。
メッセージ配信
- メッセージ配信の絞り込み
- LINE VOOMへの同時投稿
- テスト配信
LINE VOOM
- ユーザーからの反応の確認
自動応答メッセージ
- リスト画面からのステータスの切り替え(現在のステータスが表示されます)
- すでに登録されているキーワードの設定
クーポン
- 抽選の設定
- シェア機能の選択
- ステータスが「有効」になっているクーポンの削除
リッチメニュー
- リストのアクティブ表示(開始日の降順で表示されます)
- 表示期間が重複かつ表示設定がオンのリッチメニューの登録
- ステータスが「有効」になっているクーポンの削除
グループによる使用機能の差分については、以下で詳細を説明しています。 https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/create-group/
グループでも複数メンバーの運用が可能
グループで運用を行う場合でも、個別のLINE公式アカウントと同様に複数のメンバーで管理・運用することができます。付与された権限によって使用できる機能が異なるので、メンバーの役割に合わせた権限を付与しましょう。
グループ管理者
「グループ管理者」は、グループアカウントの管理(グループの作成や設定)やグループユーザー管理(グループにログインするメンバーの追加や権限の変更)を含めたすべての機能が使用できます。
グループ運用管理者
「グループ運用管理者」は、グループアカウント管理とグループユーザー管理以外のすべての機能が使用できます。
グループ運用担当者(配信権限なし)
「グループ運用担当者(配信権限なし)」は、グループアカウント管理とグループユーザー管理のほか、メッセージやLINE VOOMの一括配信が使用できません。
グループ運用担当者(分析権限なし)
「グループ運用担当者(分析権限なし)」は、グループアカウント管理とグループユーザー管理のほか、分析情報の閲覧ができません。
グループ機能を活用することで、複数のLINE公式アカウントを効率的に管理できます。店舗やブランドごとにLINE公式アカウントの運用を行う場合、効率化のためにもグループ機能を活用してみましょう。
まとめ
- グループ機能を利用することで、同じグループに追加した複数のLINE公式アカウントを一括で設定することができます。
- グループで運用を行う場合でも、個別のLINE公式アカウントと同様に複数のメンバーで管理・運用することができます。