LINEで問い合わせ/予約を受け付けたい(コール)
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チャット以外にも問い合わせや予約に活用できる機能はありますか?
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無料で電話がかけられる「LINEコール」を活用してみましょう!
ユーザーからLINE公式アカウントに無料で音声通話やビデオ通話ができる「LINEコール」について解説します。
LINEコールの3つの特長
LINEコールは、ユーザーからLINE公式アカウントに無料で音声通話やビデオ通話ができる機能です。チャットではユーザーからの問い合わせが解決できない場合、急ぎの予約変更が発生した際などに活用してみましょう。LINEコールの特長を3点紹介します。
無料で音声通話・ビデオ通話ができる
LINEコールは企業・店舗にもユーザーにも通話料が発生することはなく、無料で使える機能です。 もし、電話に出られなかった場合でも、LINE公式アカウントの管理画面で着信履歴が確認できるため、追ってチャットでユーザーに通話リクエストを送るなどの対応が可能です。ただし、ユーザーからLINE公式アカウントに発信することはできますが、企業や店舗からユーザーに発信することはできません。
URLやQRコードから発信できる
LINE公式アカウントの管理画面から、電話発信用のURLやQRコードが発行できます。電話での問い合わせ先としてLINEコールを活用したい時は、このURLやQRコードをユーザーに案内しましょう。また、店舗のPOPやチラシなどに通話用のQRコードを掲載することで、LINEコール経由の予約や問い合わせを促すことができます。
店舗の電話に転送できる
LINEコールの着信を、無料で店舗の電話など任意の電話番号に転送することができます。転送機能は有料プラン(ライトプラン/スタンダードプラン)限定の機能ですが、普段問い合わせ先に設定している固定電話や携帯電話の番号をLINEコールの転送先として設定すれば、窓口を集約しながら通話料などのコストが削減できます。
LINEコールを利用するための設定方法は下記コラムをご確認ください。
https://www.lycbiz.com/jp/column/service-information/20200701/
LINEコールの活用事例
“生きた商品”を見せながら商談できる安心感
北海道函館市で、主に観光客を対象にカニをはじめとする海産物を販売する稲場魚介苑は、ECサイト経由の「お取り寄せ商品」の販売に力を入れています。
北海道産のカニは、1匹数万円する高級食材です。購入するユーザーも慎重に判断する傾向にありますが、稲場魚介苑では購入に対する不安を払拭するため、LINEコールのビデオ通話を活用して店内の水槽の中にいるカニを見てもらいながら接客をしています。来店することなく、普段使っているLINEで商品の相談ができるため便利だと、ユーザーからも好評を得ています。
内線の代わりでユーザーの要望にすばやく対応
三重県鳥羽市で旅館業を営む「季さら別邸 刻(Toki)」は、全室が“離れ”の作りになっており、若いカップルや小さい子どもを連れた家族に支持されています。
LINE公式アカウントの開設後、同業者からの情報でLINEコールについて知り、現在は客室の内線代わりに活用するようになりました。「部屋にあるアメニティーが足りない」「食事の準備をお願いしたい」といったユーザーからの連絡をLINEコールで受け付けています。利用にはLINE公式アカウントの友だち追加が必須になるため、その後の情報発信にもつながっているといいます。
また、固定電話と異なり、スタッフがスマートフォンやタブレットを持ち歩いていれば、館内のどこにいても連絡を受けることができるというメリットもあったそうです。
LINEコールは、業種によってさまざまな活用が可能です。紹介した事例を参考に、LINEコールを活用してみましょう。
まとめ
- LINEコールは、ユーザーからLINE公式アカウントに無料で音声通話やビデオ通話ができる機能です。
- LINEコールの着信は任意の電話番号に転送できるため、問い合わせ先を集約しながら通話料を削減することができます(有料プラン限定)。